DX for Schools
いま実際に使われている学校のために作りました
学校食堂の事前注文・キャッシュレス決済システム「SCHOODA」を開発し、高等学校で稼働しています。作って納めて終わりではなく、設計・学校との調整・決済事業者とのやり取りを担当し、いまも運用を続けています。学校の案件には、この関わり方で入ります。
現場で詰まっているところ
学校のシステムがうまくいかない理由ははっきりしています。いちばん時間のない人の作業を増やしてしまうからです。置き換えるものより初日から速くなければ、使われません。
昼休みの行列で、昼休みが終わる
短い昼休みに注文が集中し、窓口が注文の聞き取りと現金のやり取りで詰まる。
実際にこう解いた
生徒がスマートフォンで事前に注文・決済し、窓口は受け渡しだけにする。
現金の取り扱いが毎日の負担になる
数える・合わせる・運ぶという作業に時間がかかり、それ自体がリスクでもある。
実際にこう解いた
キャッシュレス決済にして、月次の精算書類は自動で作る。
その日になるまで需要が読めない
事前の数字がないため、売り切れるか、捨てるかのどちらかになる。
実際にこう解いた
事前注文が入ることで、翌日の数がその日のうちに分かる。
生徒との連絡が複数のツールに散っている
日程調整・資料配信・フォローが別々の場所にあり、手作業で突き合わせている。
実際にこう解いた
生徒がすでに開いているツールの中に流れを置く。ある案件ではLINEがそれだった。
実際に納めたもの
SCHOODA — 学校食堂の事前注文
生徒向けの事前注文・決済・受け取り、食堂スタッフ向けの調理キュー、管理者向けのメニュー・売上・在庫管理。複数校で使えるマルチテナント構成。
高等学校で稼働中
事例を読むキャッシュレス決済と月次精算
決済事業者からの通知を受けて即時に反映し、手数料の控除と振込明細の作成までを自動化。運用を続けるほど手間が増えない形にした。
PayPay / クレジットカード
ISMS認証のもとでの情報管理
生徒の情報は未成年の個人情報です。ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得しており、その枠組みの中で開発・運用します。
ISO/IEC 27001
学校の案件で特に気をつけていること
学校のシステムを使うのは、生徒・食堂のスタッフ・先生であって、情報システム担当ではありません。受け取りの確認が窓口を詰まらせていたときは、マニュアルを足すのではなく、ボタンを生徒側の画面に移し、生徒向けの案内も合わせて書き直しました。
生徒の情報は未成年の個人情報であり、学校の年間予定は移行作業のために止まりません。ISO/IEC 27001 を取得したうえで、途中で変更が必要になっても学期が通常どおり終わるよう、段階的に進めます。