マーケティングDX

BtoBマーケティングオートメーション導入の失敗パターンと回避策

株式会社プリファード
BtoBマーケティングオートメーション導入の失敗パターンと回避策

「とりあえずMAを入れよう」で始まる悲劇

BtoBの営業課題をヒアリングしていると、「リードが足りないからMA(マーケティングオートメーション)を入れたい」という声によく出会う。しかし、MAはリードを「増やす」魔法の箱ではない。今あるリードを「育てる」ための仕組みだ。ここを勘違いしたまま高額なツールを契約し、結局月に1回の一斉メルマガ配信にしか使えていない企業は驚くほど多い。

MA導入が失敗するパターンは、だいたい決まっている。ツール選びの前に、自社の足元を見直すだけで防げる失敗ばかりだ。

失敗パターン1:コンテンツがないのに箱だけ用意する

MAの基本は「顧客の興味関心に合わせて、適切な情報を届ける」ことだ。しかし、届けるべき情報(ホワイトペーパー、事例記事、ウェビナー動画など)が手元にないままツールを導入してしまうケースが後を絶たない。シナリオを組もうにも、送るコンテンツがないのだから当然止まる。MAを入れる前に、まずは自社のノウハウを棚卸しして、最低でも3〜5本のキラーコンテンツを作っておく必要がある。

失敗パターン2:営業部門との連携ルールが未定義

マーケティング部門がMAでスコアを計算し、「この顧客はホットだ!」と営業にパスしても、営業が動かない。これもよくある光景だ。理由は単純で、「スコアが高い=今すぐ買いたい」とは限らないからだ。マーケと営業の間で「どういう状態の顧客なら営業がアプローチするのか(MQLの定義)」をすり合わせておかないと、MAはただの自己満足ツールで終わってしまう。

失敗パターン3:最初から複雑なシナリオを組みすぎる

「資料Aをダウンロードして、3日後にメールBを開封し、価格ページを2回見たら…」といった複雑な分岐シナリオを最初から作ろうとするのも危険だ。運用が回らなくなるし、効果検証も難しくなる。最初は「資料請求した人に、3日後に事例記事を送る」くらいのシンプルな1本道から始める。手応えを掴んでから少しずつ分岐を足していくのが、結局は一番の近道だ。

ツールは後回し。まずは「誰に何を伝えるか」から

MAツールは優秀だが、戦略までは考えてくれない。導入を検討しているなら、まずはホワイトボードに「自社の顧客が、認知から購買までにどんな情報を必要としているか」を書き出してみてほしい。それが描けないうちは、まだツールを入れるタイミングではない。

#MA#マーケティングオートメーション#BtoB#リードナーチャリング

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