Automatic Structured Data
構造化データ(JSON-LD)自動付与
構造化データは、ページの内容を機械向けに整理し直して埋め込んでおく仕組みです。AIが回答をつくるとき、文章を解釈するより整理済みのデータを受け取るほうが確実で、誤読も減ります。
問題になるのは「入っていない」ことより「手で書いていて抜けが出る」「実態と食い違っている」ことです。記事を公開するだけで正しいJSON-LDが付く状態を、microCMSを基盤に組みます。
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こんな課題をお持ちの方へ
- 構造化データが「入っているはず」だが、何がどう入っているか把握できていない
- 記事ごとにJSON-LDを手で書いていて、担当者が代わると止まる
- リニューアル後、構造化データの記述だけが古いまま残っている
- FAQをページに書いているが、構造化データとしては出力できていない
- AI検索やリッチリザルトを意識した実装になっているか、第三者に確認したい
主に扱う種類
Organization / LocalBusiness
会社名・所在地・連絡先・専門領域・関連アカウントを機械可読な形で宣言します。AIが「この会社は何者か」を判断する際の基礎情報になります。
FAQPage
質問と回答のペアをそのまま渡せる形式です。AI検索で最も引用されやすい形のひとつで、CMSのFAQ項目から自動生成します。
Article / BlogPosting
著者・公開日・更新日・見出し構成を宣言します。情報の鮮度と出所が判別できることが、採用されるかどうかに効きます。
BreadcrumbList / Service
サイト内での位置づけと、提供しているサービスの内容を宣言します。どのページがどのテーマの正本かを機械に伝えられます。
設計の考え方
同じ入力から、表示とJSON-LDの両方を作る
画面に出す内容と構造化データを別々に管理すると、必ずどこかでずれます。CMSに入力した1つのデータから両方を組み立てる設計にすることで、食い違いが原理的に起きない状態にします。
公開をトリガーに自動で付与する
microCMSのWebhookを起点に、公開・更新のたびに構造化データを組み直します。担当者が意識しなくても、記事が増えるだけ構造化データも増えていきます。
実態と違うことを宣言しない
誤った構造化データは、無いより信頼を損ないます。値が取得できない場合はその項目を出力しない、という方針で組みます。埋めるための架空の値は入れません。
進め方
現状の出力を確認する
いま各ページから何が出力されているかを一覧化し、欠落・重複・実態との食い違いを洗い出します。ここだけを単独でご依頼いただくことも可能です。
対象と種類を決める
どのページにどの種類を出すかを決めます。全ページに一斉に入れる必要はなく、会社情報・主要サービス・FAQから始めることが多いです。
自動生成の実装
CMSのフィールドからJSON-LDを組み立てる処理を実装し、Webhookで公開時に走るようにします。既存のフロントエンドに組み込む形にも対応します。
検証と引き渡し
各ページの出力を検証し、今後コンテンツを追加したときに何が自動で付くのかを文書化してお渡しします。
よくある質問
- 構造化データを入れると検索順位は上がりますか?
- 順位に直接効くものではありません。効くのは、検索結果での見え方(リッチリザルト)と、機械が内容を正確に理解できることです。AI検索の文脈では後者が重要になります。順位向上を約束する説明には注意していただいたほうがよいと考えています。
- 既存サイトに後から入れられますか?
- 入れられます。ただし、CMSに必要な項目が存在しない場合は、まずスキーマ側にフィールドを足す必要があります。本文から機械的に切り出せる範囲で始め、精度が必要な項目は順次フィールド化していく進め方が現実的です。
- 自社で運用できるようになりますか?
- 自動生成の設計にしておけば、日常の運用で構造化データを意識する必要はほぼなくなります。新しい種類を足すときだけ開発が必要になります。何が自動で付き、何が手動なのかは引き渡し時に文書でお渡しします。
- 現状の確認だけをお願いできますか?
- できます。既存サイトの出力状況を調査し、欠落・誤りの一覧と優先度をレポートする形での対応が可能です。実装は既存の制作会社が行う前提でも問題ありません。