マーケティングSEO

SEO対策の基本と2026年の最新トレンド|押さえるべき7つのポイント

株式会社プリファード

「SEOはオワコン」という声に惑わされていないか

SNSを眺めていると「SEOはもう終わった」「AI検索の時代だ」という意見が目に入る。正直、私たちもクライアントから「SEOってまだやる意味あるんですか?」と聞かれることが増えました。

結論から言えば、SEOは終わっていない。ただし、やり方を変えないと成果が出にくくなっているのは事実です。AI Overviewの表示拡大、ゼロクリック検索の増加、動画コンテンツの台頭——検索の「地形」が変わった。地形が変われば歩き方も変わる。2026年の現場で実際に効いている7つのポイントを、率直にまとめます。

E-E-A-Tの「Experience」が、想像以上に効いている

Googleの品質評価ガイドラインで重視されるE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)。この中で、2025年のコアアップデート以降に存在感を増したのが「Experience(経験)」の要素です。

私たちが運用しているクライアントサイトでも、「実際に製品を使ったレビュー」「社内で試した検証結果」を含む記事は順位が安定している。一方、ネット上の情報を再構成しただけの記事は、じわじわと順位を落としている印象が否めません。検索エンジンは「この人、本当にやったことがあるのか?」を見抜こうとしている。

AI Overview対策(GEO)は、もう「先進的」ではなく「必須」

Google検索の上部にAIが回答を表示するAI Overview。2026年現在、日本語クエリの約30〜40%で出現するようになりました。ここに自社コンテンツが引用されると、従来の1位表示に匹敵する——場合によってはそれ以上の露出が得られます。

引用されやすい記事にはパターンがあります。

  • 見出しの直後に結論が端的に書かれている
  • 「約300社が導入」のように、数値や固有名詞を含む事実記述がある
  • FAQ形式の構造化データ(Schema.org)が実装されている
  • 著者情報・運営企業の情報が明記されている

SEOの延長線上にある施策ばかりなので、新たに大きな予算を組む必要はありません。既存記事の書き方を少し変えるだけで、AI Overviewへの露出が増えたケースを私たちも複数確認しています。

Core Web Vitalsは「できて当然」の時代になった

ページの表示速度やインタラクティブ性を測定するCore Web Vitals。2024〜2025年に多くのサイトが対応を進めた結果、「良好」スコアは差別化要因ではなくなった。ただし「不良」のままだと、はっきり順位に響きます。

とくにモバイルでのLCP(Largest Contentful Paint)2.5秒以内は最低ライン。画像の遅延読み込み、不要なJavaScriptの削減、CDNの活用あたりが未実施なら、コンテンツ施策より先にこちらを片付けたほうがいい。土台が揺らいでいる上にコンテンツを積んでも、効果は半減します。

コンテンツは「量」ではなく「他では読めないか」で勝負

生成AIのおかげで、一般的な情報をまとめた記事は誰でも量産できるようになった。当然、そうした記事の検索順位は下がっています。

2026年に上位を取っているのは、独自の調査データ、社内の検証結果、クライアント事例(許可を得た上での公開)など「ここでしか読めない情報」を含む記事です。私たちが支援している不動産系メディアでは、自社で収集した市場データを記事に組み込んだところ、3ヶ月で対象キーワードの平均順位が12位から4位に上がりました。独自性は、もはや差別化ではなく生存条件です。

検索意図を「1ページで全部カバー」は逆効果

「CRM 比較」で検索する人の中には、初めてCRMを知った人も、すでにSalesforceとHubSpotの二択まで絞った人もいます。この両方を1記事で満足させようとすると、どちらにも刺さらない中途半端なページになりがちです。

検索意図ごとにページを分け、内部リンクで回遊させる設計のほうが、結果として個々のページ評価が上がる。「初心者向け概要ページ → 詳細比較ページ → 導入事例ページ」と段階を踏む構成は、ユーザー体験としても自然でしょう。

動画SEOを「おまけ」扱いしていると差をつけられる

Google検索結果に動画サムネイルが出る頻度が増えています。ハウツー系やレビュー系のクエリでは、テキスト記事より動画が上位に来ることも珍しくない。

動画SEOで押さえるべきポイントは3つ。

  1. VideoObjectの構造化データ——Googleが動画の中身を正しく認識できるようになる
  2. テキスト記事と動画を同一ページに配置——テキストの文脈が動画の関連性を補強する
  3. 文字起こしのページ内掲載——動画の内容がインデックスされ、テキスト検索にもヒットする

動画を撮る余裕がなければ、既存のスライド資料をナレーション付きで動画化するだけでも効果は出ます。ゼロから撮影する必要はありません。

ローカルSEOは「地味だけど裏切らない」施策

実店舗やエリア限定サービスの企業にとって、ローカルSEOの比重は年々増しています。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報を最新に保つのは基本中の基本。口コミへの返信、営業時間の正確な反映、サービスエリアの明示——地道な運用がローカルパックの表示順位に直結します。

月1回、15分もあれば確認できる作業です。にもかかわらず放置している競合は多い。つまり、やるだけで差がつく。

2026年のSEO施策チェックリスト

施策カテゴリ具体的なアクション優先度
コンテンツ独自データ・一次情報を含む記事の拡充
コンテンツ既存記事へのE-E-A-T要素(著者情報・実体験)追加
テクニカルCore Web Vitals「良好」の維持確認
テクニカル構造化データ(FAQ、HowTo、Article)の実装
GEO対策見出し直下の結論記述・事実ベースの文章構成
マルチメディア主要ページへの動画埋め込み+VideoObjectマークアップ
ローカルSEOGoogleビジネスプロフィールの月次メンテナンス該当企業は高

王道を押さえた上で、新しい打ち手を足していく

SEOは「これだけやれば上がる」という単純なゲームではなくなった。けれど、読者にとって価値のあるコンテンツを作り、技術的な基盤を整え、検索意図に丁寧に応える——この王道が揺らぐことはないでしょう。

その土台の上にAI Overview対策やマルチメディアSEOを重ねていく。一度に全部やろうとせず、上のチェックリストで優先度「高」のものから1つずつ手をつけてみてください。遠回りに見えて、それが一番確実な進め方です。

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