マーケティングデータ分析

GA4への移行から1年。結局、私たちは何を見ればいいのか

株式会社プリファード
GA4への移行から1年。結局、私たちは何を見ればいいのか

「GA4、見づらくて開かなくなった」という現実

ユニバーサルアナリティクス(UA)からGA4への移行が完了してしばらく経つが、現場の戸惑いは消えていない。「直帰率が消えた」「セッションの定義が変わった」「メニューが少なすぎる」。結果として、以前は毎日アナリティクスを見ていた担当者が、月に1回レポートを出力する時しか開かなくなってしまった。これは非常にもったいない状況だ。

GA4は「探索」するためのツールになった

UAは「用意されたレポートを見る」ツールだったが、GA4は「自分でデータを取り出して探索する」ツールに思想が変わっている。だから標準のレポート画面はシンプル(というよりスカスカ)なのだ。この思想の違いを受け入れないと、いつまでも「使いにくい」という不満から抜け出せない。

実務担当者が最低限見るべき3つのポイント

複雑な設定や探索レポートを使いこなす前に、まずは標準レポートの中で「ここだけは定点観測する」というポイントを絞ることをおすすめする。

1. ユーザー獲得の「参照元/メディア」

「どこから人が来ているか」は、Webマーケティングの基本中の基本だ。[レポート] > [集客] > [ユーザー獲得] の画面で、プライマリディメンションを「ユーザーの最初の参照元/メディア」に変更する。これで、自然検索(organic)、SNS、広告(cpc)など、どのチャネルが機能しているかが一目でわかる。

2. エンゲージメント率(直帰率の代わり)

UAで馴染み深かった「直帰率」の代わりに、GA4では「エンゲージメント率」を見る習慣をつけたい。これは「サイトに訪れて、意味のある行動(10秒以上滞在、2ページ以上閲覧、コンバージョンなど)をした人の割合」だ。直帰率の逆数に近いが、より実態に即した指標になっている。この数値が極端に低いページは、コンテンツとユーザーの期待がズレている証拠だ。

3. ページとスクリーンの「表示回数」

[レポート] > [エンゲージメント] > [ページとスクリーン] で、どのページがよく見られているかを確認する。ここでのポイントは、単に表示回数を見るだけでなく、「ユーザーあたりのビュー」や「平均スクロール率」も併せて見ることだ。たくさん見られているのにすぐ離脱されているページがあれば、そこが改善の最優先ポイントになる。

データは「行動を変える」ために見る

GA4の画面を眺めて「今月はPVが増えたね」で終わるなら、データを見る意味はない。「このページのエンゲージメント率が低いから、導入文を書き直そう」「この参照元からのCVが多いから、ここに広告予算を寄せよう」。データから次のアクションを決める。そのサイクルを回すためのツールとして、GA4と付き合っていきたい。

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